- 全体
- 全体2
- 花
- 花2
- 葉
- 葉2
- 葉3
- 葉4
- 茎
- 総苞片について
垂直な岩場の下部の、少し土砂が溜まったような所から
斜上するように立ちあがっていました。(2015.9 群馬県妙義山)
(2015.9 群馬県妙義山)
総苞はやや細身に鐘形、総苞片6列とも言われますが、8列ではないかと思います。
外片・中片は固く、披針形で先が尖り開出、内片は膜質。(2015.9 群馬県妙義山)
いずれのものにも基部に苞葉があり、2列程度ある内片は膜質で赤い。
小花の花色も他のトウヒレンに比して鮮やか。(2011.9 群馬県妙義山)
葉は長楕円形で基部は矢尻形。右側の葉が一番下の茎葉。羽状に裂けていましたが、
必ずこのように裂けるわけではないようです。根生葉も同形。(2015.9 群馬県妙義山)
あまり裂けないもの。写真はまだ茎が立ちあがらない時期の根生葉。
(2017.8 群馬県妙義山)
葉裏は帯白色。面に毛が見られました。
(2015.9 群馬県妙義山)
上部の葉。ほとんど全縁で細くて小さい。
(2015.9 群馬県妙義山)
葉柄にも茎にも翼はありませんが、基部はやや茎を抱くような感じになっていました。
(2015.9 群馬県妙義山)
総苞片の列数につき、旧版「日本の野生植物」では6列と記載されています。それに習った山渓ハンディ図鑑も、「6列」と記載があります。 が、「日本の野性植物」には頭花のアップの写真が掲載されており、明らかに6列ではなく、8列見えます。山渓ハンディ図鑑掲載の写真は、赤い膜質の内片が小花と重なって不鮮明であり、それを除くと6-7列のようですので、実質7-8列と思われます。 (6列とされたのは、1-2列ほどある膜質の内片がカウントされていない?) 2回ほどコウシュウヒゴタイを群馬県で撮影しましたが、ほとんどの株で8列、一部7列と思われましたので、ここでは「総苞片は8列又は7列」としました。 |