ヒメガンクビソウ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は15-45cm、茎は細くて軟毛が多く、全体に小型。根生葉はロゼット状で6-15cmのヘラ状披針形で不揃いな鋸歯があります。茎葉は小さくまばら。
頭花は枝先に下向きに付き、花径4mm、総苞は筒鐘形で6.5mm、片は3列で外片は短く反り返ります。
よく似たサジガンクビソウは、全体に少し大きく、茎無に開出した長い毛が密生し、頭花も少し大きくて太い筒形。

 

2017.9.12 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2

ヒメガンクビソウ-全体

丈は20-40cm程度。茎も葉も細く、頭花も小さいので、
ほかの植物に混じるとなかなか見つけにくい。(2017.9 千葉県天津小湊町)

ヒメガンクビソウ-全体2

根生葉以外は小さくて目立たないが、ここにはまとまってあるのでわかりやすい。
(2012.9 東京都高尾山)

ヒメガンクビソウ-花

頭花は下向きで総苞は筒型、総苞片は3列。
(2017.9 千葉県天津小湊町)

ヒメガンクビソウ-花2

総苞片4列と数えられるものもありました。
(2017.9 千葉県天津小湊町)

ヒメガンクビソウ-葉

根生葉には粗い鋸歯が見られます。
(2012.9 東京都高尾山)

ヒメガンクビソウ-葉2

茎葉。小さく、細いヘラ状。
(2017.9 千葉県天津小湊町)

ヒメガンクビソウ-茎

茎は細く、しばしば赤みを帯び、軟毛が多く見られます。
茎葉の両面にも毛が多く見られました。(2017.9 千葉県天津小湊町)