ヒロハテイショウソウ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は30-60cm、葉は基部に集まり長柄があって広卵形で基部は心形、欠刻状の鋸歯があります。
頭花は20-40cmほど花茎を伸ばし、総状にやや偏って多数付けます。頭花にはごく短い柄があり、小花3つからなり、花弁15枚に見えます。総苞は筒状で11-14mm、外片ほど短い。
良く似たテイショウソウは、葉が卵形で基部はほこ形。

 

2021.10.24 更新
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ヒロハテイショウソウ-全体

海岸近くの林床に群れていました。
(2017.11 静岡県)

ヒロハテイショウソウ-全体2

花茎は分枝しません。
(2017.11 静岡県)

ヒロハテイショウソウ-全体3

(2017.11 静岡県)


ヒロハテイショウソウ-全体4

(2017.11 静岡県)


ヒロハテイショウソウ-全体

内陸部にあり、テイショウソウかとも思いましたが、葉の基部がほこ形に
張り出しておらず、本種としました。(2013.10 千葉県市原市)

ヒロハテイショウソウ-花

頭花は上から咲くようです。
(2013.10 千葉県市原市)

ヒロハテイショウソウ-花2

小花は3。
(2017.11 静岡県)

ヒロハテイショウソウ-花3

花冠は5裂するので、花弁15個に見えます。総苞外片は短く、
内片は長い。花柄が2-3mmあります。(2015.10 千葉県市原市)

ヒロハテイショウソウ-花4

(2021.10 千葉県市原市)


ヒロハテイショウソウ-実

冠毛は茶色。
(2015.10 千葉県市原市)

ヒロハテイショウソウ-葉

葉は根本に集まって付き、卵状のほこ形、波状の鋸歯があり、長柄があります。
斑はないようにも言われますが、入るものも少なくない。(2013.10 千葉県市原市)

ヒロハテイショウソウ-葉2

斑のないもの。
(2015.10 千葉県市原市)

ヒロハテイショウソウ-葉3

脈は浮き出て、毛が見られます。葉裏にも浮き出る。春に撮影。
(2017.5 千葉県市原市)

ヒロハテイショウソウ-葉4

葉裏。長い毛が見られました。・・・春に撮影
(2017.5 千葉県市原市)

ヒロハテイショウソウ-春

ロゼット状の根生葉が拡がり始めていました。
(2017.5 千葉県市原市)

ヒロハテイショウソウ-春2

葉は赤い斑のあるもの。
(2017.5 千葉県市原市)

ヒロハテイショウソウ-春3

脈が白く浮き出るもの。
(2017.5 千葉県市原市)