コウヤボウキ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
高野山の箒として実際に使われていたことで有名な低木。
丈は0.6-1m、1年目の枝には卵形の葉が数枚互生しますが、2年目の枝に付く葉はそれより細く3-5枚が束生します。
頭花は1年目の枝先に付き、長さ15mmほどで10-13個の小花からなります。総苞片は7列、先は鋭頭。
良く似たナガバノコウヤボウキは、2年目の束生した葉の先に頭花が付く。花期も早い。

 

2021.10.24 更新
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  • 枯花・新芽

コウヤボウキ-全体

頭花は枝先に1つ付きます。
(2012.10 東京都高尾山)

コウヤボウキ-全体2

(2008.10 東京都高尾山)


コウヤボウキ-全体3

(2020.11 千葉県睦沢町)


コウヤボウキ-全体4

(2020.11 千葉県睦沢町)


コウヤボウキ-花

花冠の先は反り返ったりまるまったりします。小花は10-13個。
(2021.10 千葉県市原市)

コウヤボウキ-花2

小花が15個あったもの。
(2020.11 千葉県睦沢町)

コウヤボウキ-花3

総苞片は内片が長い。
(2008.10 東京都高尾山)

コウヤボウキ-花4

(2021.10 千葉県市原市)


コウヤボウキ-実

写真は翌年春の芽吹きの頃のもの。まだ冠毛も残っていました。
(2020.1 千葉県 旧・白浜町)

コウヤボウキ-葉

1年目の枝に付く葉は卵形で毛が見られますが、
花期の頃には抜け落ちてしまうことも多い。(2017.6 千葉県市原市)

コウヤボウキ-葉2

葉裏には白くやや長い伏毛が多く見られました。
(2015.10 千葉県市原市)

コウヤボウキ-茎

若い枝や葉柄には上向きの毛が見られました。
(2015.10 千葉県市原市)

コウヤボウキ-枯花

(2007.4 茨城県筑波山)