キクニガナ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は0.2-1.2m。根生葉と下部の茎葉はふつう10-20cmで幅の狭いヘラ状で羽状裂けることが多く、上部では3-7cmの全縁でやや茎を抱きます。
頭花は上部の小さな葉腋やそこから伸びる花序に付き、淡青色、径3-4cm、総苞片は2-3列。総苞片に腺毛があります。

 

2018.9.21 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 総苞
  • 葉2
  • 葉3
  • <参考>
  • 同2

キクニガナ-全体

青いニガナは在来種にはないので、妙な感じ。
(2015.8 青森県 旧・三厩村)

キクニガナ-全体2

上部は花穂状に見えますが、頭花はごく小さい葉の腋に付いています。
(2014.8 青森県 旧・三厩村)

キクニガナ-花

花序も分枝しますが、側枝は短いようです。
(2011.10 青森県 旧・三厩村)

キクニガナ-花2

頭花は3-4cmで綺麗な空色。
(2015.8 青森県 旧・三厩村)

キクニガナ-総苞

総苞片は2-3列で腺毛が見られます。外片がやや短い。
(2015.8 青森県 旧・三厩村)

キクニガナ-葉

下部の茎葉は広線形で先が鈍頭。
(2015.8 青森県 旧・三厩村)

キクニガナ-葉2

上部の茎葉。小さくて短い。
(2014.9 青森県 旧・三厩村)

キクニガナ-葉3

根生葉は幅の狭いヘラ葉状で羽状に裂ける目ことが多いようですが、ここでは
このように鋸歯状のものが多かった。(2015.8 青森県 旧・三厩村)

キクニガナ-参考2

昨年まで耕作していた畑で見られた本種の葉。おそらく花菜として栽培されていたものと
思うが、青森の卵形で野生の姿とかなり違う。改良種なのだろうか?(2018.9 千葉市)

キクニガナ-参考2

どちらも頭花は総苞も含めて全く同じなのに、根生葉も倒卵形で、野菜らしい姿をしていた。
どちらが本来の姿なのか、よくわからないが、野生のものを正とした。(2018.9 千葉市)