(型) ハマシャジン -マルバハマシャジンの別形状-

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キキョウ科 Campanulaceae
ツリガネニンジンの海岸型。茎葉は楕円形、根生する葉は卵状楕円形、いずれも厚みがあり、光沢があります。マルバハマシャジンとの違いは茎葉が広卵形ではないことですが、分類上は区別しません。

注1 上段は標準(マルバハマシャジン)、カッコ内は本種を指すが、マルバハマシャジンのsynonymと考えられる

 

2017.9.19 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 葉2

ハマシャジン-全体

下部の茎が倒れていてわかりにくいですが、葉の付く場所間が短いのが特徴。
風衝地では多くはこんな姿で、丈もせいぜい30cm前後。(2010.10 青森県 旧・三厩村)

ハマシャジン-全体2

葉には厚みがあり、光沢もありますが、やや丈が大きくて葉と葉の間も狭くない。
ツリガネニンジンに寄ったタイプ。中間型?(2010.10 神奈川県三浦市)

ハマシャジン*-全体3

色が濃く、花冠がふっくらしているもの。このあたりでは多い。
(2017.9 青森県深浦町)

ハマシャジン-花

普通、萼に突起がありますが、はっきりしないものも多いように感じられます。
(2009.8 新潟県山北町)

ハマシャジン-葉

葉は楕円形ですが、形状はかなりの変化が見られます。
厚みと光沢もあります。(2010.10 神奈川県三浦市)

ハマシャジン-葉2

(2011.10 青森県 旧・三厩村)