ヒエンソウ

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
園芸種ラークスパーの原種。
葉は掌状、或いは3全裂し、中央裂片は更に3裂、側裂片は2裂し、それぞれ更に細裂して裂片は線形。
花は枝先に3-10個ほどややまばらに付き、径・長さともに2.5cm、5枚の青色~ピンクの萼片が花弁状に拡がり、中央に4つの花弁が重なって立ち上がります。
オオヒエンソウは萼片が大きく花弁が小さい。こちらも園芸改良されラークスパーと呼ばれます。

 

2020.7.10 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 葉2

ヒエンソウ-全体

住宅地の広い空き地で見られました。園芸改良されてラークスパーとして流通していますが、ここでは丈はせいぜい30-60cm程度。(2020.7 千葉市)

ヒエンソウ-全体2

園芸改良種(ラークスパー)のような長い穂状にはならず、よく分枝して枝先に一度に咲くのは数輪でした。園芸種が先祖返りしたのかもしれません。(2020.7 千葉市)

ヒエンソウ-全体3

淡色のもの
(2020.7 千葉市)

ヒエンソウ-花

花は径2.5cm、長さ3cmほどとセリバヒエンソウより大きい。写真は萼片が典型よりやや太いようで、園芸種の先祖返りの痕跡かもしれない。(2020.7 千葉市)

ヒエンソウ-花2

(2020.7 千葉市)


ヒエンソウ-花3

淡色のもの。
(2020.7 千葉市)

ヒエンソウ-葉

葉は掌状5全裂、或いは3全裂し中央裂片は更に3裂、側裂片は2裂、
それぞれ更に細裂して最終裂片は線形。(2020.7 千葉市)

ヒエンソウ-葉2

茎や葉裏に微毛が見られた。
(2020.7 千葉市)