ヒメイチゲ / ホソバヒメイチゲ

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
山地の早春の花らしい、小さくてかわいい花。
丈は5-15cmほど、茎葉は3輪生しそれぞれ3全裂裂片は線状披針形から披針形で鋸歯が見られます。根生葉は3出複葉で多くは無柄、小葉は倒卵状披針形、先端側半分に粗い鋸歯があります。
花は1cmほどで輪生する葉の中央に1輪だけ付けます。花弁に見える萼は5枚。
茎葉裂片の細いものをホソバノヒメイチゲと呼びます。

 

2017.6.12 更新
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  • ホソバヒメイチゲ

ヒメイチゲ-全体

花は1株に1輪だけです。
(2013.5 岩手県早池峰山)

ヒメイチゲ-全体2

(2009.5 長野県入笠山)


ヒメキンポウゲ-全体3

葉がまだ完全に展開しておらず、内側にやや丸まっていますが、
花は咲き始めていました。(2013.5 岩手県早池峰山)

ヒメイチゲ-全体4

果期。
(2017.6 群馬県赤城山)

ヒメイチゲ-花

(2009.5 長野県入笠山)


ヒメイチゲ-葉

葉は3個輪生し、3全裂、裂片は披針形~長楕円形で鋸歯があります。
(2008.5 長野県上高地)

ヒメイチゲ-葉2

葉に微細な毛が見られます。
(2009.5 長野県入笠山)

ヒメイチゲ-葉3

根生葉は3出複葉、ふつう小葉柄はないそうですが、この場所を含む南ア地域の
写真にはみんな短い小葉柄が写っていました。(2009.5 長野県入笠山)

ヒメイチゲ-茎

霧の水滴で濡れてしまい、わかりにくいですが、茎に毛が見られ、
葉柄の基部は少し膨らむ。(2017.6 群馬県赤城山)

ホソバヒメイチゲ

ホソバノヒメイチゲ(f.gracilis)と呼ばれるものはこのようなものではないかと
思いますが、連続的でわかりにくいように感じました。(2013.6 南ア・三伏峠)