ヒメイチゲ Anemone debilis
(品種) ホソバノヒメイチゲ

2024.9.14 更新

ヒメイチゲ

分類
キンポウゲ科 イチリンソウ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
5-7月 あかるい林内 草地
地域
中部以北
特記
 -
特徴
山地の早春の花らしい、小さくてかわいい花。
丈は5-15cmほど、茎葉は3輪生しそれぞれ3全裂、裂片は線状披針形から披針形で鋸歯が見られます。根生葉は3出複葉で多くは無柄、小葉は倒卵状披針形、先端側半分に粗い鋸歯があります。
花は1cmほどで輪生する葉の中央に1輪だけ付けます。花弁に見える萼は5枚。
茎葉裂片の細いものをホソバノヒメイチゲと呼びます。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
エゾイチゲ : 茎葉の小葉の幅が広く、卵状楕円形~卵状長楕円形。
撮影
2013.5 岩手県早池峰山  他

ヒメイチゲ

丈は5-15cmほど。茎葉は3輪生、3全裂し、裂片は線状披針形~披針形。 (2009.5 長野県入笠山)


ヒメイチゲ

花は径1cm。花弁はなく、萼片は5個。 (2009.5 長野県入笠山)


(品種) ホソバヒメイチゲ f. gracilis

ホソバヒメイチゲ

茎葉裂片の細いものをホソバノヒメイチゲと呼びます。 (2013.6 南ア・三伏峠)