ミツバオウレン Coptis trifolia


ミツバオウレン

分類
キンポウゲ科 オウレン属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
6-8月 針葉樹林内 ハイマツ下等 やや湿ったところ
地域
中部以北
特記
 -
特徴
ハイマツの縁や林の中などでよく見かけます。
丈は5-10cm、葉が3小葉からなり、小葉は倒卵形で無柄、厚みがあって光沢があり、鋭い鋸歯が見られます。
花は7-10mm。白い萼片は長楕円形で、花弁は黄色くスプーン状で小さい。 子房に柄があり、花柱は少し伸びて先が鉤状になる。
花茎が赤く、花柱がごく短く、萼片がふっくらとして幅広いものはミツバノバイカオウレンと呼ばれます。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
ミツバノバイカオウレン : 萼片がふくよかで広楕円形、花柱は短い。
撮影
2013.6 長野県八ヶ岳  他

ミツバオウレン

初夏の山でよく見かけます。 (2009.7 群馬県尾瀬)


ミツバオウレン

花は7-10mm、花弁に見える萼片は長楕円形。黄色い部分が花弁。花柱は2-3mm、先端は鉤状に曲がる。写真は果柄が伸び始めているが、まだ一部の葯には花粉が残っている。 (2013.6 長野県北八ヶ岳)


ミツバオウレン

葉は3小葉、艶があり、鋭い鋸歯があります。 (2014.6 山形県鳥海山)