セツブンソウ Eranthis pinnatifida


セツブンソウ

分類
キンポウゲ科 セツブンソウ属
植生環境
山地
開花時期
2-3月 石灰岩地の落葉樹林内
地域
関東 中部
特記
準絶滅危惧
特徴
2月頃、石灰岩地でいち早く咲く可愛らしい花です。
根生する葉は長柄があり、掌状に3全裂、側裂片は更に2深裂して5小葉に見え、小葉は更に裂けます。花茎は別に立ちあがり、5-15cm、茎葉は2枚で対生し、3深裂し更に裂けます。
そこから細かい毛のある1cmほどの短い花柄を伸ばして2cmほどの花を1つ付けます。花弁に見えるものは萼片で5個、花弁は黄色い腺状のものが2個付いた筒状で多数。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
 
撮影
2009.2 栃木市  他

セツブンソウ

花は1輪だけです。茎葉はやや青白っぽい緑色。下に見えるのが根生葉。 (2009.2 栃木市)


セツブンソウ

花は径2cm、花弁に見えるのは萼で5個、花弁は黄色い雄しべの外側にある腺体のようなものを2個付けた筒状のもので多数付く。 (2009.2 栃木市)


セツブンソウ

茎葉は2個対生し、基部付近まで3深裂し、更に裂けます。裂片の先は丸い。 (2009.2 栃木市)


セツブンソウ

根生葉は3全裂し、側裂片は更2深裂ですが、深裂が基部付近まで裂けているのでわかりにくい。 (2017.2 栃木市)