カラマツソウ属不明種 (3) Thalictrum sp. 



分類
キンポウゲ科 カラマツソウ属
植生環境
山地
開花時期
7月 岩場 (火山岩)
地域
青森県
特記
 -
特徴

葉裏が白いカラマツソウ。
(観察による記述 但し大まか)
葉は3回程度3出複葉、小葉は狭倒卵形で先が3裂、青みはあまりなく、葉裏は白い。微腺毛がまばらにある。
花はアキカラマツやミョウギカラマツとの違いは感じられなかった。葯隔は突出。果実は未確認。

付記
産総研の地質図によると、自生地の露頭は「安山岩・玄武岩質安山岩・溶岩・火砕岩」と示されている。くしくもミョウギカラマツ自生地と同じ地質。
備考
エングラー :  キンポウゲ科
類似種
ミョウギカラマツ : 葉裏に微腺毛はないと思われる。
撮影地
2014.7 青森県


花はアキカラマツなどとの違いは見いだせなかった。 (2014.7 青森県)


葉は狭倒卵形、葉表はあまり青白さは感じられない。葉裏はかなり白い。  (2014.7 青森県)


葉裏を詳細に撮影した写真はなかったが、画像処理してみると、脈にも何等かの微細な突起状のものがあるようにも見える。が、ミョウギカラマツの脈のような縞状紋様にはなっていない。微細な毛があることも判明した。 (2014.7 青森県)