ヤマオダマキ Aquilegia buergeriana var. buergeriana
(品種) キバナノヤマオダマキ

2024.9.18 更新

ヤマオダマキ

分類
キンポウゲ科 オダマキ属
植生環境
山地
開花時期
6-8月 林縁 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
初夏の山麓などで見かけます。
丈は30-70cm、よく分枝します。根生葉は2回3出複葉で小葉は2.5-3.5cmの扇形、先が2-3中裂し、更に2-3浅裂します。上部の茎葉は無柄。
花は茎頂に数個ずつ付き、径3-3.5cm、萼片は紫褐色で横に平開し、花弁は先端が黄色で前に直立、後部は距となって上を向きます。
萼が淡い黄色のものはキバナノヤマオダマキ、距が丸まって下を向くものはオオヤマオダマキ、萼が黄色で距が下を向くものはキバナノオオヤマオダマキと呼ばれます。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
オオヤマオダマキ : 開花時、距は丸まって下を向く。
撮影
2008.7 岩手県早池峰山  他

ヤマオダマキ

花は径3-3.5cm、距は開花後にまっすぐ上を向くようになる。 (2008.6 岩手県八幡平)


ヤマオダマキ

花弁は直立する部分は黄色、後ろ側が距になる。赤い花弁に見えるのは萼片。 (2015.6 青森県弘前市)


ヤマオダマキ

葉は2回3出複葉、小葉は3中~深裂。 (2008.6 岩手県八幡平)


(品種) キバナノヤマオダマキ f. flavescens

キバナノヤマオダマキ

花色の淡黄色のものはキバナノヤマオダマキと呼びます (2015.5 岩手県久慈市)


中間型

ヤマオダマキ

キバナになりきれなかったもの。写真のものは萼は黄色で花弁の距は赤紫。 (2010.6 岩手県八幡平)