ヤナギバルイラソウ Ruellia simplex

2023.8.18 更新

ヤナギバルイラソウ

分類
キツネノマゴ科 ルイラソウ属
植生環境
開花時期
8-9月 道ばた 荒れ地
地域
外来種 (メキシコ原産)
特記
 -
特徴
丈は~1m、茎は叢生し、葉は対生、長さ10-30cmの線形~披針形、葉脈は隆起し、しばしば紫色を帯びます。
花は1日花で上部の葉腋から伸びる柄に1つずつ付き、径4-5cm、青紫~淡紫色の漏斗型で上部は平開し先は5裂。萼裂片は線形。
果実は25mmほどで熟すと2裂して種子をはじき飛ばす。
備考
エングラー : キツネノマゴ科
類似種
 
撮影地
2023.9 千葉市  他

ヤナギバルイラソウ

花は径4-5cm、(実測は4cm)、先は5裂しその先は鋸歯状に裂けていました。花冠喉部に2つの雄しべが見えていました。 花冠筒部は実測では35-40mmほど、上半は膨れています。 (2021.9 千葉市)


ヤナギバルイラソウ

萼は5深裂で裂片は線形。微腺毛が多数見られた。 (2021.9 千葉市)


ヤナギバルイラソウ

果実は25mmほどの広線形、2稜が見られました。萼裂片は果実が熟し始めるまでは平開しない。写真は人為的に少し押して2裂させたもの。本来は一気に裂開して種子を弾き飛ばす。小ウィンドウは種子を飛ばした後。 (2021.10 千葉市)


ヤナギバルイラソウ

葉は線形~披針形、尖鋭頭、基部は短い柄状。葉脈は明らかに隆起していました(小ウィンドゥ)。しばしば紫色を帯びるそうですが、それは見られなかった。 (2021.9 千葉市)