イタチササゲ

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マメ科 Fabaceae
マメ科 Legminosae
丈は0.6-2m、葉は偶数羽状複葉で小葉は4-8枚で楕円形~卵形、3-8cm、先から巻きひげを出してからみつきます。巻きひげんは分枝します。托葉は大きく、1.5-3cm。
花は総状に10-30個付き、15-18mm、始めは淡黄緑色で後に褐色になります。萼裂片は筒部より著しく短い。果実は扁平な線形で無毛、8-10cm。
巻きひげなないものをヒゲナシイタチササゲ (f. kaiensis) と呼びます。

 

2017.1.12 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2
  • 托葉
  • 春2

イタチササゲ-全体

(2010.7 山梨県三ツ峠山)


イタチササゲ-全体2

小葉が10cmくらいあったもの。托葉もとても大きく、始めは本種とは思えなかった。
ここのものは、巻きひげが短くて頼りなげだった。(2016.6 岩手県岩泉町)

イタチササゲ-花

花は最初は淡いクリーム色で、次第に枯れたような褐色になる。
(2016.6 岩手県岩泉町)

イタチササゲ-花2

萼は全体に斜めに切れたような感じで、下側裂片の先は鋭く短く先が尖っていました。
(2016.6 岩手県岩泉町)

イタチササゲ-実

若い果実
(2010.7 山梨県三ツ峠山)

イタチササゲ-葉

小葉は楕円形~卵形、2-4対あり、大きいものでは10cm近くありました。
先端は巻きひげになる。(2016.6 岩手県岩泉町)

イタチササゲ-葉2

葉裏は白っぽい。先端から上に伸びているのは巻きひげ。
(2016.6 岩手県岩泉町)

イタチササゲ-托葉

托葉もびっくりするほど大きく、ここのものは優に6cmはありました。
ふつうは3cm程度のようです。(2016.6 岩手県岩泉町)

イタチササゲ-春

5月頃の様子。丈は20-30cmくらいだったと思う。この頃の葉はみんな2小葉でした。
まだ巻きひげはなく、時に細長い葉状になっていた。(2016.5 岩手県岩泉町)

イタチササゲ-春2

矢印が巻きひげ部分が葉状になっているところ。
(2016.5 岩手県岩泉町)