モメンヅル Astragalus reflexistipulus


モメンヅル

分類
マメ科 ゲンゲ属
植生環境
里 山地
開花時期
6-8月 草地
地域
北海道 本州
特記
 -
特徴
丈は30-80cmほど、茎の基部はやや地を匍い、上部は斜上するように立ちあがります。葉は13-19枚の小葉からなる奇数羽状複葉で巻きひげはない。小葉は2-5cmの長卵形~長楕円形で先は鈍頭、表は無毛、裏面は伏毛があります。托葉は小さい。
花は短い花序に8-15個付き、淡黄色、長さ12-13mm、翼弁が長い。萼は裂片が鋭く尖り、萼筒と同長。裂片に暗褐色の毛がある。果実は35-45mmの湾曲した円柱形で直立します。
備考
エングラー : マメ科
近似種
 
撮影地
2016.8 栃木県

モメンヅル

茎は決して細くありませんが、上部は他の草に載るような感じで斜上、藪の中では直立しているものもありましたが、自力で立っている感じではない。 (2016.8 栃木県)


モメンヅル

花は8-15個、花序は4-5cmくらいあった。翼弁が竜骨弁より長い。下側の萼裂片と筒部はほぼ同長。萼裂片は長く鋭く尖っていました。 「暗褐色の毛」は確認できなかったが、裂片全体は暗褐色だった。 (2016.8 栃木県)


モメンヅル

果実は35-45mmで少し弓なりに曲がっていて、下面に溝状の凹みが見られました。 (2016.8 栃木県)


モメンヅル

葉は13-19小葉からなる奇数羽状複葉。小葉は長卵形~長楕円形で先は鈍頭、表は無毛。小葉裏はやや白く、上向きの伏毛が見られました。軸にも少し伏毛が見られた。 (2016.8 栃木県)