ナンテンハギ Vicia unijuga

2022.9.29 更新

ナンテンハギ

分類
マメ科 ソラマメ属
植生環境
里 山地
開花時期
6-10月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
葉がナンテンに似ているというのが名前の由来。
丈は0.5-1m、葉は小葉2枚で、ふつう4-7cmの卵形~狭卵形で先が尖りますが、変異が多い。巻きひげはほとんど出ません。托葉は歯牙があり2裂。
花は柄の先に10個以上が総状に付き、12-18mm、萼裂片は筒部より短い。果実は狭楕円形で2.5-3cm、無毛。
備考
エングラー : マメ科
近似種
ミヤマタニワタシ : 茎が稲妻型に曲がり、葉にシワが多く、縁が波立つ。
撮影地
2015.9 千葉市  他

ナンテンハギ

葉が2枚なのは、本種とミヤマタニワタシ。 (2022.9 千葉市)


ナンテンハギ

花は総状に付きます。苞は既に脱落している。萼はほぼ無毛でしたが・・・萼に毛の見られるものもありました。 (2015.9 千葉市)


ナンナテンハギ

サヤエンドウのような印象。微毛が見られました。 (2015.9 長野県塩尻市)


ナンテンハギ

葉は短い柄があり、小葉は2枚で普通、卵形~狭卵形、巻きひげはありません。確かにナンテンの小葉に似ています。縁には毛があり、葉の表面にもごく微細な毛がありました。 (2014.6 千葉市)