ナンテンハギ

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マメ科 Fabaceae
マメ科 Legminosae
葉がナンテンに似ているというのが名前の由来。
丈は0.5-1m、葉は小葉2枚で、ふつう4-7cmの卵形~狭卵形で先が尖りますが、変異が多い。巻きひげはほとんど出ません。托葉は歯牙があり2裂。
花は柄の先に10個以上が総状に付き、12-18mm、萼裂片は筒部より短い。果実は狭楕円形で2.5-3cm、無毛。
よく似たミヤマタニワタシは、茎が稲妻型に曲がり、葉にシワが多く、縁が波立ちます。

 

2023.3.28 更新
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  • 花2
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  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 托葉
  • 托葉2
  • 芽だし

ナンテンハギ-全体

葉が2枚なのは、本種とミヤマタニワタシ
(2015.9 千葉市)

ナンテンハギ-全体

(2010.10 神奈川県三浦市)


ナンテンハギ-全体3

(2019.7 青森県六ヶ所村)


ナンテンハギ-花

(2010.10 神奈川県三浦市)


ナンテンハギ-花2

(2015.9 千葉市)


ナンテンハギ-花3

花は総状に付きます。苞は既に脱落している。萼はほぼ無毛でしたが・・・。
(2015.9 千葉市)

ナンテンハギ-花4

萼に毛の見られるものもありました。
(2017.7 栃木県 旧・栗山村)

ナンテンハギ-実

サヤエンドウのような印象。微毛が見られました。
(2015.9 長野県塩尻市)

ナンテンハギ-葉

葉は短い柄があり、小葉は2枚で普通、卵形~狭卵形、巻きひげはありません。
確かにナンテンの葉に似ています。(2014.6 千葉市)

ナンテンハギ-葉2

縁には毛があり、葉の表面にもごく微細な毛がありました。
(2016.5 静岡県富士宮市)

ナンテンハギ-葉3

脈上に毛が見られました。
(2016.5 静岡県富士宮市)

ナンテンハギ-葉4

葉序に巻きひげはほとんど見られませんが、白矢印のように短い痕跡的なものが見られる
ものもありました。青矢印は葉とは無関係なので無視してください。(2017.7 旧・栗山村)

ナンテンハギ-托葉

托葉は2枚でふつう歯牙があり、中央部分で茎に接しています。茎には稜が見られます。
(2016.6 岩手県岩泉町)

ナンテンハギ-托葉2

歯牙の目立たないもの。
葉は短柄があり、短い小葉柄もあるようです。(2016.5 静岡県富士宮市)

ナンテンハギ-芽だし

芽だしの時も2小葉のナンテン様の葉。
(2023.3 千葉市)