ノアズキ Dunbaria villosa


ノアズキ

分類
マメ科 ノアズキ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-8月 草地
地域
東北以南
特記
 -
特徴
ツル性の植物。時に匍匐します。
全体に褐色の腺点と軟毛が多い。葉は3小葉からなり、小葉は1-3cmの広卵状菱形で、先がツンと伸びますが、先端は鈍頭。托葉は早落します。
花は腋生の総状花序に付き、長さ15-18mm、旗弁は丸く、左右は非対称、竜骨弁は反転します。果実は広線形で4.5-5.5cm。
備考
エングラー : マメ科
近似種
ヤブツルアズキ : 小葉の幅が長さに対して少し狭く、先端が鋭頭となり、萼に長毛が密生します。
撮影地
2007.8 千葉県山武市  他

ノアズキ

よく似たヤブツルアズキとは小葉の形で見分けるのが容易。 (2020.9 千葉県山武市)


ノアズキ

花の形もヤブツルアズキとそっくりで、竜骨弁がくるんと巻いた独特の形。萼に長毛がある。 (2014.8 / 2007.8 千葉県山武市)


ノアズキ

豆果は4.5-5.5cm、種子は5-8個。 (2014.10 千葉県山武市)


ノアズキ

小葉は卵状菱形で、先が急に細くなって短く突き出ますが、先端は丸くて尖りません。 葉裏に赤い腺点が見られます。 (2007.8 / 2016.8 千葉県山武市)