トキリマメ (オオバタンキリマメ) Rhynchosia acuminatifolia

2023.10.18 更新

トキリマメ

分類
マメ科 タンキリマメ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-9月 草地 林縁
地域
関東以西
特記
 -
特徴
ツル性植物。
葉は3小葉からなり、小葉は卵形~広卵形、頂小葉は先がツンと鋭く尖り4-10cm、葉裏に黄色い腺点が見られ、まばらに毛が見られます。茎(ツル)にも毛が見られます。
花は葉腋から伸びる枝に5-10個程度付き、長さは1cmくらい、萼にも黄色い腺点があり、毛も見られ、裂片は三角状で筒部より短い。
備考
エングラー : マメ科
近似種
タンキリマメ : 小葉が小さくて倒卵形、本種より全体に毛が多い。萼裂片は長く伸びます。
ノササゲ : 花数が多く、小葉は三角状長卵形、萼は無毛で裂片は目立たない。豆果は4-5cmで紫色に熟す。
撮影地
2020.9 千葉県四街道市  他

トキリマメ

タンキリマメが海岸付近に多いに対し、こちらは内陸部に多いようです。 (2020.9 千葉県四街道市)


トキリマメ

花は長さ1cmほど。萼裂片は短い。タンキリマメの裂片は長く伸びます。 (2015.9 千葉市)


トキリマメ

豆果にほとんど柄はなく、長さ15-17mm、黄色い小さな腺点がある。種子は2個。タンキリマメは短い柄が確認出来ます。 (2022.10 千葉市)


トキリマメ

葉は3小葉からなり、小葉は広卵形、葉裏の毛は少ない。良く似たタンキリマメは倒卵形で葉裏に毛が多い。 (2015.9 千葉市)