エゾマツムシソウ Scabiosa jesoensis


エゾマツムシソウ

分類
スイカズラ科 マツムシソウ属
植生環境
海岸 山地
開花時期
8-10月 草地
地域
北海道 青森
特記
 -
特徴
マツムシソウに比して、葉の裂片の先端が鋭く尖るのが特徴。
丈は10-50cm、葉は5-10cmで深く羽状深裂し、裂片は線形~線状披針形で先が尖ります。
頭花は茎頂に1つ付き、径3-5cm。外側の小花の花冠が大きく、外側3片が特に大きい。
備考
エングラー : マツムシソウ科
類似種
 
撮影地
2015.8 青森県

エゾマツムシソウ

海に面したかなり厳しい風衝帯にあり、丈も10~20cmくらい。第一印象はソナレマツムシソウみたい・・・でした。 (2015.8 青森県)


エゾマツムシソウ

花はソナレマツムシソウと同じくらいで、やや小ぶり。他のマツムシソウ同様、 外側の小花の花冠は大きく、特に外側3つの裂片が大きい。総苞片は太く、先が尖っていました。 (2015.8 青森県)


エゾマツムシソウ

風衝地にあるせいか、葉は本種の典型とは少し違うようで、全てが根際にあるように見え、厚みがあり、先は尖ってはいますが、典型より鈍い。ただ、北海道・襟裳岬付近のものも同様だそうです。 (2015.8 青森県)