ヒロハヘビノボラズ

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メギ科 Berberidaceae
メギ科 Berberrisaceae
高さが2-3mまでの低木。葉は枝先に集まって付き、幅が広く、広倒卵形~楕円形、先は尖らず、基部は葉柄状になり、縁には刺状の鋸歯が見られます。
花は短い枝の先に黄色の花を総状に10個ほど付けます。
花序の軸や花柄の赤いものは、アカジクヘビノボラズと呼ばれます。

 

2017.12.27 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 葉2
  • <参考>早池峰山

ヒロハヘビノボラズ-全体

典型と思われる姿。葉が丸く大きい。
(2010.5 青森県・旧三厩村)

ヒロハヘビノボラズ-全体2

石灰岩帯で見られたもの。
(2013.6 秩父山地)

ヒロハヘビノボラズ-花

枝先に花序を付け、花序に十数個の花が付きます。
花弁と萼片は6枚ずつ、雄しべも6個。(2013.6 秩父山地)

ヒロハヘビノボラズ-葉

葉は広倒卵形、互生ですが、先端に集まって付くので、しばしば輪生にも見えます。
縁に刺状の鋸歯が多数あります。(2016.5 岩手県岩泉町)

ヒロハヘビノボラズ-葉

やや幅の広いもの。
(2010.5 青森県・旧三厩村)

ヒロハヘビノボラズ-実

(2012.7 青森県 旧・三厩村)


ヒロハヘビノボラズ-早池峰

ここのものは葉が小さいマルバヘビノボラズと呼ばれたものの型に似ている。
(2008.7 早池峰山)