ヒイラギナンテン Berberis japonica

2024.10.25 更新

ヒイラギナンテン

分類
メギ科 メギ属
植生環境
里 山地
開花時期
3-4月 林縁 林内
地域
外来種 (中国・台湾原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
江戸時代に渡来し、逸出しているものが多く見られます。
丈は1-3m、葉は互生し、奇数羽状複葉で小葉は5-9対、革質で光沢があり、縁に鋭い鋸歯があり、鋸歯の先端は刺になる。
枝先に10-15cmの先が垂れる総状花序が5-10個付き、黄色で花径1cm弱、3数性、萼片6、花弁6、雄しべ6。果実は7mmほどの球形~楕円状球形で、6-7月に黒紫色に熟します。
備考
エングラー : メギ科
類似種
ホソバヒイラギナンテン : 小葉3-5対、線状披針形、質は薄く、鋸歯は鋭いが先は刺にならない。花は径7-8mm。
撮影地
2019.3 千葉市

ヒイラギナンテン

花は径1cm、枝先から総状に多数付いてしなだれます。花柄の基部に苞が付く。 (2018.2 千葉市)


ヒイラギナンテン

花弁は6。萼片は9ですが、基部に3つその内側に6つ付き、基部の3つはやや小さく、正面からは見えない。(矢印のものがその1つ) (2018.3 千葉市)


ヒイラギナンテン

果期。果実は黒紫色に熟しますが、白い粉状物で覆われている。 (2019.5 千葉市)