ハナイカダ Helwingia japonica subsp. japonica var. japonica

2023.4.17 更新

ハナイカダ

分類
ハナイカダ科 ハナイカダ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-6月 林内 沢沿い
地域
北海道南部以南
特記
 -
特徴
雌雄異株。
丈は1-3m、葉は3-16cmの広楕円形で先は尾状、基部は細まって柄に続きます。縁は細かな鋸歯があり、鋸歯の先端は芒状に尖ります。
花は葉の中央脈の中央付近に付き、雌株の花は1つ、時に2つ、雄株の花は2-5個付く。いずれも淡緑色で花弁は3-4個、雌花の花柱は3-4裂、雄花の雄しべは3-4個。果実は黒紫色に熟します。
備考
エングラー : ミズキ科
類似種
 
撮影地
2023.4 千葉市  他

ハナイカダ

雄株。花は葉の中央付近に2-5個ずつ付く。雌株に花は1-2個ずつ。いずれも花が付く場所までの葉脈が太い。 (2023.4 千葉市)


ハナイカダ

左:雌花 右:雄花 いずれの花冠もふつう3-4裂、稀に5裂、花被片は反り返ります。雄花の雄しべは花被片と同数で花柱は退化している。 雌花の花柱は同様に花被片と同数に裂ける。  (2023.3 / 2019.4 千葉市)


ハナイカダ

果実は球形に近く、径4-6mm、黒紫色に熟します。 (2017.8 千葉市)