ナガエノモウセンゴケ

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モウセンゴケ科 Droseraceae
モウセンゴケとの自然交配が危惧されており、外来種問題の現在進行形の象徴種の1つ。
短い茎が立ち上がり多数の葉を付けます。葉身は1cmほどのヘラ形で長い腺毛が密生し、基部は細まって3cmほどある長い柄に続きます。柄はほぼ無毛で断面は円形に近い。
花は5cmほどの柄にサソリ形花序に付き、モウセンゴケに比して大きく、雄しべ5本で葯は黄色。花柱は3つでそれぞれ2裂。

 

2014.11.23 更新
  • 全体
  • 花2
  • 葉2

ナガエノモウセンゴケ-全体

花がモウセンゴケの2倍くらいの大きさがあり、綺麗は綺麗ですが・・・。
在来のモウセンゴケとの交配が危惧される問題種。(2014.8 茨城県 旧・美野里町)

ナガエノモウセンゴケ-花

在来のモウセンゴケ同様、さそり花序。
(2014.8 茨城県 旧・美野里町)

ナガエノモウセンゴケ-花2

花弁が萼の2倍以上の長さがあり、葯は黄色。花柱は3つあり、
それぞれ基部から2裂。雄しべは5本。 (2014.8 茨城県 旧・美野里町)

ナガエノモウセンゴケ-葉

葉は柄が長く、葉身はヘラ状。
(2014.8 茨城県 旧・美野里町)

ナガエノモウセンゴケ-葉2

葉の基部に長毛のようなものがありますが、托葉なのかもしれない。
(2014.8 茨城県 旧・美野里町)

ナガエノモウセンゴケ-茎
明瞭な茎があり、長いものでは5cmほどあり、そこから多数の葉が伸びています。葉柄の断面は円形に近い。下部に古い葉の柄があり、茎は少しずつ伸びている。花序の柄はおそらく葉腋からだと思うが、葉が密でよくわからなかった。(2014.8 旧・美野里町)