イシモチソウ Drosera peltata var. nipponica


イシモチソウ

分類
モウセンゴケ科 モウセンゴケ属
植生環境
開花時期
5-6月 湿地
地域
関東以西
特記
準絶滅危惧
特徴
食虫植物。花は晴れると午前中のみ開き、午後になると閉じてしまいます。
丈は25cm程度になります。葉は互生で三日月形で長い腺毛があり、基部は湾入して楯状に長い柄が付きます。
花は最初は茎頂に、後に葉腋から伸びる柄の先に2-10個総状に付き、径1cmの5弁花で、花弁は広卵形、雄しべ5、花柱は3でそれぞれ4裂。
備考
エングラー : モウセンゴケ科
類似種
 
撮影地
2021.4 千葉県山武市  他

イシモチソウ

花は茎頂や上部の葉腋から伸びる柄にさそり形花序に付く。径1cm。 (2008.6 千葉県山武市)


イシモチソウ

花柱は3つあり、それぞれ4裂するので12個に見える。雄しべは5個。花披片の先端が鋸歯状になっています。萼は三角形で歯牙状の鋸歯が見られました。 (2019.5 / 2014.6 千葉県山武市)


イシモチソウ

開花前のまだ10cmくらいの丈の状態。葉は互生。 (2007.4 千葉県山武市)


イシモチソウ

葉はよく見ると円形ではなく、三日月形で、三日月の窪んだ中央に葉柄が付く。 柄の付き方が楯状になる所もモウセンゴケとの違い。 (2019.5 千葉県山武市)