スナビキソウ Heliotropium japonicum


スナビキソウ

分類
ムラサキ科 スナビキソウ属
植生環境
海岸
開花時期
5-8月 砂地
地域
全国
特記
 -
特徴
海岸の砂地に見られます。
丈は15-30cm、茎や葉裏に圧毛が密生します。葉は2.5-6cmの倒披針形~長楕円状披針形で厚みがあります。
花は茎頂に密に集散状に付き、花は6-7mmの筒部があり、径8mm、中心部が濃い黄色で良い香りがします。鱗片はありません。萼には長毛が多い。
備考
エングラー : ムラサキ科
類似種
 
撮影地
2012.6 青森県八戸市  他

スナビキソウ

海岸の砂浜で見られる植物。高波を受けて絶えたように見えてもすぐ復活します。北地では護岸のコンクリートの割れ目などでも根を下ろして花を咲かせていました。 (2016.6 千葉県館山市)


スナビキソウ

花は径8mmほど、花冠の裂片の縁はやや波立ちます。開く直前の蕾は風車のような感じ。 (2014.5 青森県深浦町)


スナビキソウ

萼は広線形で、柄とともに毛が密生しています。 花冠筒部は6-7mmで、外側に毛が見られました。 (2016.6 千葉県館山市)


スナビキソウ

葉は倒披針形~長楕円状披針形。茎とともに圧毛が密に見られます。 (2011.5 千葉県館山市)