ビランジ / ツルビランジ

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ナデシコ科 Caryophyllaceae
オオビランジの変種。
丈は30cm程度まで、茎には短毛があり、上部は腺毛が混じります。葉は披針形~広披針形で先は尖り、両面に短毛が見られます。
花は茎頂に総状に付き、径2-2.5cm、花弁の先端は2列、萼に腺毛が密生します。
基準変種のオオビランジは、茎や萼が無毛で丈も大きい。
ツルビランジはビランジの品種で、茎が長く伸びて岩場などから垂れ下がるようになるものです。

 

2018.11.27 更新
  • 全体
  • ツルビランジ
  • 同2
  • 同・花

ビランジ-全体

よく似たオオビランジより小型。登山道近くでは見つからず、望遠での撮影。
(2012.9 神奈川県丹沢)

ビランジ-花

望遠でわかりにくいですが、萼や茎に毛が見られます。
(2012.9 神奈川県丹沢)

ツルビランジ-全体

(f. procumbens) 岩場から垂れ下がるようにして咲いていました。
手の届く所にはなく、望遠で下から撮影。(2018.7 群馬県)

ツルビランジ-全体2

(2018.7 群馬県)


ツルビランジ-花

花はビランジと同じ。
(2018.7 群馬県)