カラフトホソバハコベ

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ナデシコ科 Caryophyllaceae
北海道・東北などに帰化したハコベ。
丈は50cm程度、茎が細く絡まるように伸びます。茎には稜があり、断面は四角形。葉は広線形、上部は小さく目立ちません。
花は1cm程度、2深裂し萼片と同長。萼片の縁には細毛があって白く見えます。裂開前の葯は赤い。

 

2016.3.7 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2

カラフトホソバハコベ-全体

茎が細く、写真のものは赤味がありましたが、普通は緑色。
(2007.6 北海道礼文)

カラフトホソハコベ-全体2
時期が遅かったせいか、或いは緯度が低いせいか、
北海道のものより間延び気味でだらしなく、他の植物にもたれかかるように伸びていました。(2011.7 栃木県日光市)

カラフトホソバハコベ-花

萼の縁は半透明・・・写真では白く見えています。
(2011.7 栃木県日光市)

カラフトホソバハコベ-花2

雌性期の花。北海道のものに比べて、かなり貧弱でひょろひょろでした。
(2009.7 栃木県日光市)

カラフトホソバハコベ-蕾

蕾の時は萼の縁に毛が見られ縁取りのように見えます。これも目印になります。
(2007.6 北海道稚内市)

カラフトホソハコベ-葉

葉は細く、広線形で基部は4mmほどの幅があり、先は鋭く尖ります。
(2011.7 栃木県日光市)

カラフトホソバハコベ-葉

茎は4稜があって断面は四角形、葉の基部は茎を抱いていました。
(2011.7 栃木県日光市)