ミヤマミミナグサ

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ナデシコ科 Caryophyllaceae
丈は10-20cm、茎には1列の毛があり、上部ではさらに腺毛が多く見られます。葉は8-20mmの広線形~線状披針形。
花は茎頂に2出集散状に付き、花弁長さ9-12mm、2裂し、さらに細かく2-3裂するのが特徴です。萼片は長楕円形で、柄とともに腺毛が多い。
良く似た変種・クモマミミナグサは、花弁が2裂1回のみ。

 

2016.1.9 更新
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  • 花3
  • 葉2

ミヤマミミナグサ-全体

北ア以外の関東・中部山岳の高山帯では、
ミミナグサの仲間はこれだけです。(2011.7 南ア・北岳)

ミヤマミミナグサ-全体2

(2015.8 南ア・北岳)


ミヤマミミナグサ-全体3

右下に見える葉は無花茎の葉。
(2015.8 南ア・北岳)

ミヤマミミナグサ-花

花弁は2裂し、さらに2-3に細かく裂けます。
(2010.8 南ア・北岳)

ミヤマミミナグサ-花2

裂け方の浅いもの。
(2015.8 南ア・北岳)

ミヤマミミナグサ-花3

萼や花柄には腺毛が多く見られます。
(2015.8 南ア・北岳)

ミヤマミミナグサ-葉

茎葉は線状披針形~広線形で1脈があります。
(2015.7 南ア・北岳)

ミヤマミミナグサ-葉2

若い無花茎の茎葉。
(2015.8 南ア・北岳)

ミヤマミミナグサ-茎

中部以下の茎には1列の毛が見られます。
上部の茎は全面に腺毛が見られます。(2015.8 南ア・北岳)