チョウカイフスマ Arenaria merckioides var. chokaiensis


チョウカイフスマ

分類
ナデシコ科 オオヤマフスマ属
植生環境
高山
開花時期
7-8月 砂礫地
地域
鳥海山
特記
絶滅危惧2類
特徴
鳥海山の特産。雌性両全性異株。
丈は5-10cm、葉は有花茎、無花茎ともに同じでやや青みを帯び、15-25mmの広倒卵形~倒卵形、両面に毛があり、鋭頭で無柄。
花は茎頂や上部の葉腋に付き、両性花では萼片は花弁より短く、径1.5cm、雌性花では花弁のほうが短く、径1cm。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
 
撮影地
2012.8 山形県鳥海山  他

チョウカイフスマ

粗い火山性の砂礫地に点在していました。 (2009.8 山形県鳥海山)


チョウカイフスマ

両性花。径1.5cmほど。 (2009.8 山形県鳥海山)


チョウカイフスマ

雌性花。花糸がごく短く、葯には花粉がない。花弁もひとまわり小さい。 (2012.8 山形県鳥海山)


チョウカイフスマ

葉は倒狭卵形で先は尖ります。毛が多く見られました。 (2018.6 山形県鳥海山)