ワダソウ Pseudostellaria heterophylla


ワダソウ

分類
ナデシコ科 ワチガイソウ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 林内 木陰
地域
岩手~中部 九州北部
特記
 -
特徴
丈は10-20cm、茎は分枝せず、2列に並んだ毛が見られます。葉は対生で3-6cmの倒披針形、最上部に2対は接近して付き広卵形~菱状卵形。葉裏脈上にまばらに毛があります。
花は茎頂に付き12mmほど、花弁は5枚、倒卵形で先端が凹みます。
発見された長野県和田峠にちなんだネーミングとのことです。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
 
撮影地
2011.4 山梨県富士河口湖町  他

ワダソウ

ワチガイソウの中では花が大きく、花弁もふくよか。上部2対の葉が接して付きます。 (2011.4 山梨県富士河口湖町)


ワダソウ

花は径12mmほど、雄しべは10個で葯はエンジ色。花弁の先端はへこみます。萼は広線形で花柄とともに開出した毛が多い。 (2016.4 山梨県富士河口湖町)


ワダソウ

上部の葉は2-3対あり、うち上2対は卵形~広卵形で接近して時に輪生状に見えます。多くは上から2対目の葉が一番大きい。 (2011.4 山梨県富士河口湖町)