クコ

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ナス科 Solanaceae
海岸付近でとてもよく見られる落葉低木。
丈は1-2m、枝には稜があり、枝先には刺があります。葉は互生ですが、しばしば束生し、2-4cmの楕円形~披針形で、先は円頭~鈍頭、基部は狭まって柄に続きます。
花は葉腋に1-3個付き、花冠約1cm、漏斗状で先は5裂、萼は鐘形で5裂。

 

2020.11.19 更新
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  • 果期
  • 花2
  • 花3
  • 実2
  • 葉2
  • 葉3

クコ-全体

花も可愛い、実も綺麗です。
(2016.11 千葉県館山市)

クコ-全体2

海岸沿いに沢山ありました。
(2010.10 千葉県館山市)

クコ-全体3

(2020.11 千葉県館山市)


クコ-果期

鈴なりになった果実はとても綺麗。
(2012.11 千葉県館山市)

クコ-花

花は1-3個まとまってつきます。
(2007.8 千葉県・旧岬町)

クコ-花2

花床に毛が見られ、花冠裂片の縁にも微細な毛が見られました。
(2015.10 千葉県木更津市)

クコ-花3

萼は鐘形で普通5裂し、裂片は卵形でした。
花弁は裏側は表よりも白っぽく紫色の条がある。(2015.10 千葉県木更津市)

クコ-実

若い果実。
(2015.10 千葉県木更津市)

クコ-実2

熟した果実。乾燥させて漢方として用いられます。ただし多用注意。
生ではおいしくありませんが、果実酒になるそうです。(2012.11 千葉県館山市)

クコ-葉

葉は互生で2-4cmの楕円形~披針形。
(2015.10 千葉県木更津市)

クコ-葉2

しばしば束生します。
(2007.8 千葉県・旧岬町)

クコ-葉3

葉裏。
(2019.11 千葉県銚子市)

クコ-枝

枝には刺があります。
(2015.10 千葉県木更津市)