オオツリバナ Euonymus planipes

2024.5.29 更新

オオツリバナ

分類
ニシキギ科 ニシキギ属
植生環境
山地
開花時期
6-7月 林内
地域
北海道~中国・四国
特記
 -
特徴
丈は2-5m、枝には稜はなく、本年枝は緑色。葉はツリバナより幅が広く、長さ3-13cm、幅2-6cmほどあって倒卵状楕円形、先端は尾状に尖り、縁には細かい鋸歯があります。
花は葉腋から垂れ下がる柄に集散状に3-20個付き、径8mm、5数性だが、4数性が一定数混ざる。果実は2cmほどで、5本の翼があります。
備考
エングラー :  ニシキギ科
類似種
ツリバナ : 花はやや褐色を帯び、全て5数性、果実には翼や量はない。
ヒロハツリバナ : 花は全て4数性、果実にさらに発達した4つの稜がある。
撮影地
2019.6 長野県茅野市

オオツリバナ

基本花は5数性だが、4弁花が複数混ざっている。 (2024.5 福島県裏磐梯)

オオツリバナ

5数性の花。径10-12mm、淡黄緑色、花盤は5角形、花弁は広楕円形、雄しべ、雌しべは花盤に半ば埋もれているように見える。 (2019.6 長野県茅野市)

オオツリバナ

葉は両面無毛で長さ5-14cmの菱状卵形~卵形~楕円形、先は尖鋭頭~鈍頭、基部は円形~くさび形。 (2019.6 長野県茅野市)


オオツリバナ

実にはっきりした稜があり5裂するのが特徴。良く似たヒロハツリバナは4裂でさらに大きな翼が見られる。 (2008.9 群馬県尾瀬)