ヘラオモダカ Alisma canaliculatum var. canaliculatum


ヘラオモダカ

分類
オモダカ科 ヘラオモダカ属
植生環境
開花時期
7-10月 田 湿地
地域
全国
特記
 -
特徴
葉は全て根生で葉身は10-30cmの披針形~狭長楕円形、基部は次第に細くなって柄に続くので、葉と柄の境が不明瞭。
花茎は1m以上になり、枝を輪生状に分枝を繰り返して多くの花を枝先に付けます。花は両性花で径6-7mm、萼3、花弁3、雄しべ6で葯は黄緑色。
備考
エングラー : オモダカ科
類似種
トウゴクヘラオモダカ : 花が2倍ほど大きく、花弁の先が切れ込む。最下部の枝は2本、葉身と柄の堺が明瞭。
サジオモダカ : 葉身が楕円形、基部が円形~やや心形、長い柄がある。
ナガバオモダカ : 葉が30cmほどの長楕円形で長い柄がある。
撮影地
2020.7 千葉県四街道市  他

ヘラオモダカ

近年、除草剤の使用が少し控えられるようになって、近所でも再びよく見かけるようになりました。 (2020.7 千葉市)


ヘラオモダカ

枝は輪生状に2-3回分岐を繰り返します。 (2013.7 千葉市)


ヘラオモダカ

花は径7mm、花弁・萼は各3枚、花弁基部は黄色。雄しべは6本、子房は偏球形で花柱が複数あります。外花被片(萼片)3枚は楕円状三角形。 (2014.7 千葉市)


ヘラオモダカ

葉はふつう披針形~狭長楕円形、基部は次第に細くなって柄に続きます。 (2020.6 千葉県八千代市)