トウオオバコ

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オオバコ科 Plantaginaceae
全体が大きく、特に花序が長いというのが特徴。
葉は全て根生し、葉身は卵形で質はやや厚く、長さ8-25cm、幅5-18cm、基部は狭まって3-20cmの柄に続きます。
40-80cmの長い花茎を数本立ち上げ、花は穂状に多数付きます。花は雌性先熟で下から咲きます。

 

2020.7.17 更新
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トウオオバコ-全体

(2014.7 青森県深浦町)


トウオオバコ-全体2

(2014.7 青森県深浦町)


トウオオバコ-全体3

腰下くらいまでの高さになっていました。
(2010.10 神奈川県三浦市)

トウオオバコ-花2

花序は伸びて50-60cmになもなり、下から咲く。
写真は上が雌性期、下が雄性期のもの。(2020.7 千葉県木更津市)

トウオオバコ-花
雌性期の花。
写真上中央は花弁はまだ開いていない。その左は開き始め。その下は花冠が開き、雄しべが見えていますが、葯は裂開しておらずまだ雌性期。(2014.7 青森県深浦町)

トウオオバコ-花3

両性期~雄性期。
(2020.7 千葉県木更津市)

トウオオバコ-葉

葉は大きいものでは25cmくらいの大きさになります。写真は花茎が伸び始める前。
(2017.6 千葉県館山市)

筆者は本種を自生している環境、花茎の高さ、葉のサイズで見分けましたが、この方法は常に正しいとは言えないようです。

近年、オオバコの研究が進み、トウオオバコには2倍体と6倍体があり、6倍体のものについては一部のオオバコ(6倍体のもの)やセイヨウオオバコと外観では区別できないことが判明してきております。

従って、掲載のものについても、一定の疑義があることをご承知置き下さい。

 

これらの事については、オオバコ/セイヨウオオバコ のページの「両者の区別方法」タブで簡単に述べさせて頂いております。