エゾオオバコ Plantago camtschatica


エゾオオバコ

分類
オオバコ科 オオバコ属
植生環境
海岸
開花時期
4-8月 砂地 ガレ地 岩場
地域
日本海側全域
特記
 -
特徴
葉に軟毛が多く、フワフワした感じに見えるオオバコ。
葉は全て根生し、軟毛が密生、長楕円形~倒卵形で先は鈍頭、基部は細まって柄となり、柄を含めて5-11cm。
15-30cmの花茎を数本立ち上げ、穂状花序を付けます。花は雌性先熟で下から咲きます。花茎にも短毛が多い。
備考
エングラー : オオバコ科
類似種
ツボミオオバコ : 茎にさらに長い毛が密生し、葉の毛はやや少ない。花序も長い。ふつう花冠は開かない。
撮影地
2010.5 青森県外ヶ浜町  他

エゾオオバコ

上半分が雌性期、雌性期では、花冠は開かず、ブラシ状の花柱だけが伸びます。下半分は両性期~雄性期、花冠は開き葯は褐色。 (2014.5 岩手県久慈市)


エゾオオバコ

葉の表面に毛が密生しています。若い葉は特に毛が密で白く見えます。 (2014.5 青森県深浦町)


エゾオオバコ

葉裏。全体に毛が密にあるが、脈上の長毛がとても目立つ。 (2015.5 青森県深浦町)