シナノオトギリ Hypericum senanense subsp. senanense


シナノオトギリ

分類
オトギリソウ科 オトギリソウ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
7-8月 草地 砂礫地 林縁
地域
東北南部 関東北部 中部
特記
 -
特徴
丈は30cmほど、葉は楕円形~卵状楕円形、縁に黒点があり、面に少数の小さな明点があります。
花は茎頂等に2出集散状に付き、径3cmほど、花弁には黒点と黒線があり、しばしば赤い線が入ります。萼の先端は鈍頭で黒点と黒線が見られます。
備考
エングラー : オトギリソウ科
類似種
イワオトギリ : 花径1.5-2cm、葉面に黒点が多数あります。
サワオトギリ : 花径1cm前後と小さく、葉面に明点が密にある。
撮影地
2007.9 長野県湯ノ丸高原  他

シンノオトギリ

上部を除くほとんど分枝しない。オトギリソウとしては花も大きく、とてもよく目立ちます。 (2019.7 長野県八ヶ岳)

シナノオトギリ

花は径3cmほどと大きい。萼と花弁の両方に黒点と黒線があり、花弁には更に赤い線が見られる。雄しべは長く30-60本。 (2019.7 長野県八ヶ岳 / 2015.8 南ア・北岳)

シナノオトギリ

葉の縁に黒点があり、葉面には黒点はないか少なく、明点がある。 (2009.8 中ア・木曽駒ケ岳)