アツモリソウ Cypripedium macranthos var. macranthos


アツモリソウ

分類
ラン科 アツモリソウ属
植生環境
山地
開花時期
5-7月 草地
地域
中部以北
特記
絶滅危惧2類
特徴
大きくて綺麗なランですが、それ故に盗掘が激しく、自生地は次々と消滅してしまっており、一方では保護・再生の努力が続けられています。
丈は20-40cm、葉は互生し、8-20cmの長楕円形。
花は茎頂に1つ付き、直径3-5cmと大きく、唇弁は袋状で内部に長い毛が散生します。背萼片は前に突き出し、側萼片は合着し、卵形で背面に垂れる。
異論
y-listでは var. macranthos をホテイアツモリソウとしており、本種は var. speciosum としている
備考
エングラー : ラン科
類似種
ホテイアツモリソウ : 花が少し大きくて色の濃いもの (未掲載)
撮影地
2013.6 山梨県

アツモリソウ

ホテイアツモリソウかもしれないと思いましたが、花色の濃い薄いの違いだけのようなので、よくわからず、本種としました。 (2009.6 山梨県)


アツモリソウ

唇弁は袋状で側花弁が耳のように垂れています。前に突き出るのは背萼片、側萼片は2つが合着し、先端が僅かに2裂、後ろに垂れます。 (2013.6 山梨県)


アツモリソウ

茎や葉は有毛。 (2013.6 山梨県) <保護>