コケイラン Oreorchis patens


コケイラン

分類
ラン科 コケイラン属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 やや湿った林内
地域
全国
特記
 -
特徴
葉は披針形で長さ20-30cm、ふつう2枚あります。
花茎は30-40cm、花は萼と側花弁は披針形でほぼ同長で淡黄褐色、唇弁も萼片とほぼ同長で白色、基部付近で3裂し側裂片は披針形、中央裂片はくさび状長卵形で2本の隆起線があり、縁はやや波だちます。唇弁に褐色の斑があります。
備考
エングラー : ラン科
類似種
トケンラン : 唇弁は先から1/3で急に折れ曲がって3裂する。側花弁は細い。
コハクラン : 花はややまばらで、側花弁の幅がやや広く、3裂する唇弁に隆起線はない。
撮影地
2012.6 青森県  他

コケイラン

東北地方の山地では比較的良く見るラン。 (2009.6 新潟県)


コケイラン

萼と側花弁は披針形で淡黄褐色、唇弁は白で基部で3裂、側裂片は小さく披針形、中央裂片は先端が拡がって波だちます。普通、斑が見られますが、稀に斑が全くないものもある。 (2018.6 山形県)


コケイラン

葉は線状披針形。 (2012.6 青森県)