ミヤマモジズリ Neottianthe cucullata


ミヤマモジズリ

分類
ラン科 ミヤマモジズリ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
7-9月 草地
地域
中部以北 四国
特記
 -
特徴
丈は10-20cm、葉は根際に付き、3-6cmの卵形~披針形。
花は穂状に多数付き、ピンク色、唇弁は7-8mmのくさび形で3深裂して先はやや尖り、濃いピンクの斑があります。距は5-6mmで前に曲がります。
異論

Hemipilia属 (和属名不詳) とする見解がある。その場合、ウチョウラン属(Ponerorchis)、ヒナラン属(Amitostigma)、ミヤマモジズリ属(Neottianthe)の種がこの属に含まれる。

備考
エングラー : ラン科
類似種
 
撮影地
2017.9 長野県伊那市  他

ミヤマモジズリ

山地帯では、日当たりの良いところより半日陰の林縁や北向きの斜面などに多いような気がします。 (2009.8 長野県八ヶ岳)


ミヤマモジズリ

唇弁は3裂、赤い斑があります。5-6mmの距があり、前方向に屈曲します。 (2016.8 長野県北八ヶ岳 / 2007.8 長野県上高地)


ミヤマモジズリ

葉はふつう、卵形の葉とそれより小さい披針形の葉の2枚。 (2016.8 長野県北八ヶ岳)