ニョホウチドリ Ponerorchis joo-iokiana


ニョホウチドリ

分類
ラン科 ウチョウラン属
植生環境
里 山地
開花時期
5-7月 湿った草地
地域
福島 北関東 中部
特記
準絶滅危惧
特徴
丈は10-30cm、葉は2-3個で3-8cmの披針形。
花は総状に付き、ピンク色、唇弁は13-15mmの広倒卵状くさび形で先端が3裂し、裂片の先は丸く、中裂片は少し凹みます。距は15-17mm。
異論

Hemipilia属 (和属名不詳) とする見解がある。その場合、ウチョウラン属(Ponerorchis)、ヒナラン属(Amitostigma)、ミヤマモジズリ属(Neottianthe)の種がこの属に含まれる。

備考
エングラー : ラン科
類似種
ハクサンチドリ : 唇弁は10mm前後、3裂し中央裂片は鋭尖頭。葉は3-6個。
ウチョウラン : 葉は線形~広線形、唇弁は3深裂。
撮影地
2009.7 栃木県

ニョホウチドリ

 (2009.7 栃木県)


ニョホウチドリ

一方に偏って花を付けます。萼片も花弁と同色。唇弁が大きく13-15mm、3裂する。 (2009.7 栃木県)


ニョホウチドリ

葉は披針形。 (2009.7 栃木県)