オニノヤガラ Gastrodia elata
(品種) アオテンマ / シロテンマ


オニノヤガラ

分類
ラン科 オニノヤガラ属
植生環境
里 山地
開花時期
6-7月 林内
地域
全国
特記
(品種) シロテンマ : 絶滅危惧1A類
特徴
丈は0.4-1mほど、棒状ににょきっと生え、全体に葉緑体はなく、茎は褐色をしています。葉は鱗片状。
花は長い花穂に付き、3つの萼片は合着して壺状。
丈が低く、花が白いのものはシロテンマと呼ばれます。同様に丈が低く葉緑体を持つものは、アオテンマと呼ばれます。
備考
エングラー : ラン科
類似種
 
撮影地
2016.7 群馬県  他

オニノヤガラ

萼片は合着して壺状となり、先端が3裂。唇弁は縁の黄色が濃く、細かく裂けています。 (2016.7 群馬県)


オニノヤガラ

果期。 (2011.7 群馬県)


(品種) アオテンマ f. viridis

アオテンマ

茎に葉緑体があり、緑色のもの。写真は咲き始めで花序がつまっている。下部に付いているのは鱗片状の葉で、基準種のオニノヤガラや下記のシロテンマにも見られる。 (2010.6 岩手県)


(品種) シロテンマ f. pallens

シロテンマ

花の白いもの。変種(var. pallens)とする考えもある。 (2016.6 東京都)