リンドウ

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リンドウ科 Gentianaceae
低地でも普通に見られるリンドウ。
丈は0.2-1m、葉は対生し、3-8cmの卵状披針形で3脈があり、先は尖り基部は丸く、縁は微細な突起があり、裏面は少し白っぽい。
花は茎頂及び上部の葉腋に付き、花冠長さ3-4.5cm、紫色で筒部内側は白っぽく、褐色の斑が見られ、裂片は平開~斜開します。副片は短く、先端は少し裂けます。萼裂片は線状披針形。基部に苞が付く。
葉が線形のものをホソバリンドウと呼んで分けます。北地に多いエゾリンドウは丈が1m近くなり、花も最大20個ほど付きます。

注:広義では、ホソバリンドウ、キタダケリンドウ等が含まれます

 

2023.3.27 更新
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  • 花5
  • 葉2
  • 葉3
  • 芽だし
  • 芽だし2
  • 赤花

リンドウ-全体

このあたりでは11月いっぱい見られます。斜面から垂れ下がるように咲いていました。
(2017.11 千葉県 旧・天津小湊町)

リンドウ-全体2

(2019.11 千葉市)


リンドウ-全体3

小さな株は、最上部の葉腋にしか花が付かないことが多い。
(2016.11 千葉市)

リンドウ-全体4

茎がやや弱く、多くの場合、花期は倒れてこのような姿で見られることが多い。
(2016.11 千葉市)

リンドウ-全体5

主茎が折られた結果、複数の側枝で咲いた小型のもの。
(2019.10 新潟県 旧・松之山町)

リンドウ-花

裂片間に副片が見られます。
(2006.9 神奈川県箱根町)

リンドウ-花2

雄性期。
(2017.11 千葉県 旧・天津小湊町)

リンドウ-花3

左下は雌性期、右下は咲き始めの状態。
(2013.8 長野県雨飾山)

リンドウ-花4

ふつう、萼裂片は線状披針形。基部に苞葉が付きます。
(2016.11 千葉市)

リンドウ-花5

花冠の外側の一部が赤く見えるもの。もっと赤いものもある。
(2016.11 千葉市)

リンドウ-蕾

蕾が付き始めた状態ですが、蕾自体はまだ小さく、萼筒の中にある。
(2016.10 千葉県東金市)

リンドウ-葉

葉は卵状披針形、3脈がありますが、上部は目立たない事が多い。
基部は茎を抱き、縁に微細な突起があります。(2016.11 千葉市)

リンドウ-葉2

葉裏
(2017.4 千葉市)

リンドウ-葉3

葉の縁にごく微細な突起が並んでいます。葉裏脈上や茎の稜などでも見られました。
(2017.11 千葉県 旧・天津小湊町)

リンドウ-茎

葉の基部は茎を抱きます。
(2017.4 千葉市)

リンドウ-芽だし

(2014.4 千葉市)


リンドウ

(2023.3 千葉県君津市)


リンドウ-赤花

"ベニバナリンドウ"
(2017.10 長野県)