ハナハマセンブリ Centaurium tenuiflorum

2024.6.12 更新

ハナハマセンブリ

分類
リンドウ科 ベニバナセンブリ属
植生環境
里 海岸
開花時期
7-8月 草地
地域
外来種 (地中海沿岸原産)
特記
 -
特徴
鮮やかなピンク色のセンブリ。丈は10-60cm、茎には4稜があり、葉腋毎によく分枝します。葉は対生し下部は倒卵形、中部以上は楕円形~狭長楕円形。根生葉はロゼットを形成せず、約1-2cm程度と小さく、普通、花期にはないことが多い。
最上部の葉腋から花柄を伸ばし、8mmほどの花を付けます。同時に、同じ場所から2本の茎を出し、絶えず側枝の花が上に付きます。
備考
エングラー : リンドウ科
類似種
ベニバナセンブリ : 花期に根生葉があることが多く、花が少し大きくて10-11mm、花冠裂片はふくよかで狭卵形。花の高さが揃うように咲く。
撮影地
2016.6 千葉市

ハナハマセンブリ

茎は2分岐を切り返し、よく伸び、花はその間に付くような感じになる。ベニバナセンブリのように花が咲く高さは揃わない。 (2016.6 千葉市)


ハナハマセンブリ

花径は8mm。筒部は長い。 (2013.7 / 2014.7 千葉市)


ハナハマセンブリ

茎葉はやや青みを帯び、中部以上は楕円形~狭長楕円形、基部は少し茎を抱いているが、類似のベニバナセンブリより浅い。 (2024.6 千葉県四街道市)


ハナハマセンブリ

花期で見る限りロゼット状の根生葉は見られなかったが、「ない」とは言い切れないように感じた。茎葉が多いように見えているのは基部付近から多数の茎が出ているため。 (2014.6 千葉市)