この仲間の中では一番よく見るように感じます。
(2010.7 群馬県赤城山)
地下径が横に匍うので数m四方に群れることが多い。
(2017.7 青森県 旧・岩木村)
主茎が折れて複数の側枝を出して咲いていたイレギュラーなもの。
ふつう、ほとんど分枝しない。(2016.8 栃木県 旧・栗山村)
花糸に毛(？)が見られました。
(2016.8 栃木県 旧・栗山村)
萼裂片は狭長楕円形で、先は円頭～短く尖ります。花序の軸に毛が見られ、花柄の基部に
赤味があります。開花時、苞は花柄より短いことが多い。(2016.8 栃木県 旧・栗山村)
苞はあまり目立たないことが多いですが、個体差もあり、更に、次第に花柄が伸びてくるので、見る時期によって印象が少し違う。(2018.7 山形県西川町)
葉は長楕円形～狭卵形、基部が赤みを帯びます。
(2010.7 山梨県三ツ峠山)
葉表。微毛が多くソフトな感触。
(2014.6 東京都高尾山)
葉裏に毛の多いもの。
(2018.7 山形県西川町)
毛の少ないもの。同所的に混ざっています。
(2018.7 山形県西山町)
茎には縮毛がまばらにあります。葉柄の基部の茎は赤みを帯びることが多い。
(2008.7 長野県白馬村)
毛のよく目立っていたもの。毛は縮毛。葉裏などにも毛が多かった。
(2018.7 山形県西川町)
茎に毛の少ないもの。雑種ではないようでした。毛はやはり縮毛でした。
(2018.7 千葉県栄町)
湿性地近くの林縁にあったので
イヌヌマトラノオも考えましたが、
葉にかなりの違和感がある。ただ、花序が伸びない、葉腋部の赤味が極めて僅かである等、オカトラノオとしても疑義が残りました。(2014.7 山形県 旧・羽黒町)
葉腋部分がわずかに赤い程度。肉眼では気づけなかった。毛は縮毛でごく短い。
(2014.7 山形県 旧・羽黒町)
サクラソウ科 Primuraceae