ヒメザゼンソウ Symplocarpus nipponicus


ヒメザゼンソウ

分類
サトイモ科 ザゼンソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
6月 湿った林内
地域
本州以北
特記
 -
特徴
仏炎苞の丈が4cm程度の小さなザゼンソウです。
春、葉が出てからしばらくして根元に花が芽吹きます。葉がすでに枯れ落ちてしまっていることも多いようです。葉は卵状長楕円形で基部は心形、長柄があります。
仏炎苞は3-5cmの卵円形。果実は1年かけて熟すので、花期には花と前年の果実が見られます。
備考
エングラー : サトイモ科
近似種
ザゼンソウ : 仏炎苞は長さ20cmほど、葉の展開に先だって開花する。
撮影地
2010.6 埼玉県入間市  他

ヒメザゼンソウ

花期は葉は枯れてしまっています。仏炎苞は3-5cmほどと小さく、花はザゼンソウに似ていますが、小さいだけに数は少ない。 (2010.6 埼玉県入間市)


ヒメザゼンソウ

春に見られた葉。側脈が葉の縁に届かず、先端に集まります。ここではオオウバユリと紛らわしかった。 (2018.4 長野県白馬村)