ミズバショウ Lysichiton camtschatcense


ミズバショウ

分類
サトイモ科 ミズバショウ属
植生環境
山地
開花時期
5-7月 湿地
地域
中部以北 兵庫
特記
 -
特徴
早春の湿原の花としはあまりに有名。一般には尾瀬のような高層湿原のイメージですが、東北では里の近くでもよく見かけます。
丈は10-30cm、花が葉に先駆けて咲き出します。花序は肉穂花序で外側の仏炎苞は10-15cmで花序を半分包み込みます。
花は花被が緑色で3-4cmの六角形に見えます。
花の後に出てくる葉は、花が終えてもどんどん大きくなって、80x30cmほどになります。
果序は径5cmの長さ12cmで果実は緑色、クマの好物。
備考
エングラー : サトイモ科
近似種
ヒメカイウ : 仏炎苞は花序を包まず、長さ4-6cm。花に花被がない。
撮影地
2014.4 新潟県南魚沼市  他

ミズバショウ

花は葉が展開する前に咲き出します。 (2015.5 青森県八甲田山)


ミズバショウ

白いのは雄しべ、中央に花柱が見える。緑色の部分が花被で4つ。 (2010.5 / 2015.5 青森県八甲田山)


ミズバショウ

葉は花が終わると更に大きくなって、夏になると、長さが80cmに達するものもある。基部に果実が写っています。 (2015.5 青森県八甲田山)