ミズバショウ

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サトイモ科 Araceae
早春の湿原の花としはあまりに有名。一般には尾瀬のような高層湿原のイメージですが、東北では里の近くでもよく見かけます。
丈は10-30cm、花が葉に先駆けて咲き出します。花序は肉穂花序で外側の仏炎苞は10-15cmで花序を半分包み込みます。
花は花被が緑色で3-4cmの六角形に見えます。
花の後に出てくる葉は、花が終えてもどんどん大きくなって、80x30cmほどになります。
果序は径5cmの長さ12cmで果実は緑色、クマの好物。

 

2018.4.25 更新
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ミズバショウ-全体

誰もが知っている説明不要な花。雪融けが似合います。
(2014.4 新潟県 旧・六日町)

ミズバショウ-全体2

雪融けが遅い年は花も綺麗なことが多い。
(2015.5 青森県八甲田山)

ミズバショウ-全体3

花が咲き出したばかりの頃は葉はほとんど見られません。黄色い花はリュウキンカ
(2006.5 尾瀬)

ミズバショウ-全体4

(2008.5 新潟県・旧妙高高原町)


ミズバショウ-全体5

葉がたいぶ出てきて、花期もそろそろ終わり。
(2013.5 青森県 旧・岩木町)

ミズバショウ-全体6

咲き始め。
(2018.4 長野県 旧・戸隠村)

ミズバショウ-花

ブツブツに見える1つ1つが花。
(2010.5 八甲田山)

ミズバショウ-花2

白いのは雄しべ。緑色の部分が花被。
(2015.5 青森県八甲田山)

ミズバショウ-実

若い果実。
(2015.7 群馬県尾瀬)

ミズバショウ-葉

葉はこれより更に大きくなって、夏になると、傘代わりになるほど・・・。
(2015.5 青森県八甲田山)

ミズバショウ-風景

数百mにわたり、延々とミズバショウとエゾノリュウキンカがペアで群れていました。
群生写真は葉が出始める頃が花が際だって綺麗に撮れます。(2010.6 秋田県鹿角市)