ヌマゼリ

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セリ科 Apiaceae
セリ科 Umbelliferae
丈は60-100cm、葉は単羽状複葉で小葉は3-10cmの狭卵形~狭長披針形、鋸歯があり、とても長い柄があります。上部は3小葉になることも多い。
複散形花序は小さく、総苞片、小総苞片ともに広線形。
同所的に見られることが多いムカゴニンジンは小葉が小さくて柄が本種より短く、葉腋に珠芽が出来ます。タニミツバも葉柄が長くない。

 

2016.10.24 更新
  • 全体
  • 実2
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4

ヌマゼリ-全体

この写真、ずっとそうではないかと思いいつつも、自信が持てなかったのですが、
未開花の成東の株を見て、やっと確信が持てました。(2007.9 栃木県日光市)

ヌマゼリ-花

(2007.9 栃木県日光市)


ヌマゼリ-実

総苞片、小総苞片ともに複数あり、いずれも広線形。
(2016.10 千葉県 旧・成東町)

ヌマゼリ-実2

(2016.10 千葉県 旧・成東町)


ヌマゼリ-葉

下部の茎葉。小葉が6-7cmと大きく、柄も長くて30cmくらいあるものも見られました。
ここが良く似たムカゴニンジンとの決定的な違い。(2014.8 千葉県 旧・成東町)

ヌマゼリ-葉2

上部の茎葉と蕾花序。良く似たムカゴニンジンは茎葉の大部分が3小葉ですが、本種も3小葉になることがあり、それだけでは区別できない。(I2014.8 千葉県 旧・成東町)

ヌマゼリ-葉3

(上)葉表 (下)葉裏 小葉は狭披針形~狭卵形、鋭い鋸歯が見られ、両面ともに
やや光沢があります。表に多少毛が見られた。(2014.8 千葉県 旧・成東町)

ヌマゼリ-葉4

側小葉は対生する茎葉のように付くことが多いように感じます。
(2014.8 千葉県 旧・成東町)

ヌマゼリ-茎

葉柄の基部は鞘状ですが、膨れない。
(2014.8 千葉県 旧・成東町)

ヌマゼリ-春

始めは3小葉のようで、特に最初の1枚目は小さい。
(2016.4 千葉県 旧・成東町)